スポーツ選手・指導者の方へ

最高のパフォーマンスを発揮する為に効果的な想起を作り出すかかわりを行います。

4つのバランス図

成し遂げたい成功状態を安定的に作り出すには、4つのバランスが重要と考えています。

それは、

  1. メンタルファウンデーションが整備されクリアな状態
  2. 成功状態を作り出すのに相応しいという自己像がある
  3. 成功状態を作り出せる技術が伴っている
  4. 成功状態を作り出すために必要な態度をとっている

※上記2,3,4は同じレベルであることが重要

1.メンタルファウンデーションとは

心の基盤を意味しており、無意識で引き起こしている心のエネルギーのロスを見つけ、ロスを取り除いていくことを行います。一例として、気がかり、妥協、未完了、トラウマ、非合理的な思い込み、自尊心の影響、自我の確立の影響、発達課題、ミスコミュニケーション等を心理テストや対話を用いて明らかにしていきます。

クライアントとの対話を重ねていく中で、クライアントのデータベースが出来上がります。そのデータベースと比較をしながら、無意識で引き起こしている、アンバランスな状態を対話や立ち居振る舞い、表情、仕草などから見つけ出し、アンバランスを作り出している原因を取り除くことを行っていきます。これらのロスを取り除くことが出来ると今まで以上に集中力が高まり、パフォーマンスの向上につながります。

2.自己像とは

セルフイメージであり、自分が成功状態に相応しい人間であると思えているかどうかを確認していきます。不安を抱えながら口先だけで言っているのか、本心からそう思っていっているのかを無意識で起こるアンバランスな状態を見ながら確認していきます。これはキャリブレーションテクニックといい、人間が無意識で起こしている動きを分析していくもので、一例として、声、体の傾きや唇、眉間、目、頬、首筋等の微細な筋肉の動きなどで判断しています。本人が気づいていないエネルギーロスを発見したりすることがあります。

セルフイメージが低い場合は、アファメーションテクニック(自分に対して行う肯定的な宣言文)やイメージビデオなどを作りながら高めるアプローチを行います。

3.技術とは

成功状態を実現できるだけの練習をつみ、技術的に備わっているかどうかということで判断をします。練習メニューを作るうえでは、フロー理論や目標設定理論などを利用し、没入状態が起こりやすいメニューを作成してもらいます。技術に関しては、各競技の専門家がいますのでそちらの方に委ねることを行っています。

怪我や筋肉に負担をかけたくないなどの理由により、イメージトレーニングを行う場合に限り当社でサポートをさせて頂いております。これは、NLPや認知行動療法を利用し、視覚、聴覚、体感覚などの感覚をチューニングしながら、疑似体験を現実レベルに近づけるアプローチを行うというもので、トレーニングに慣れてくると、試合と同様な心拍数の上昇が起こります。怖い夢を見たときに、心臓がどきどきして起きることがありますが、それと同じことが起こると考えていただけるとわかりやすいと思います。野球やゴルフのイップスもこの手法を応用しながら改善していきます。

4.態度とは

成功状態を実現できるに相応しい、立ち居振る舞い、トレーニング、生活サイクル等を行っているかどうかで判断します。勝ちたいといいながら、生活リズムが不安定なケースや暴飲暴食、深酒などを行っている場合は、そのことについてどのように考えているのか、メンタル日記や自己分析シートを記入してもらうことで、自責に落とし込み、主体力を強化行っていきます。

自己分析シート

自己分析シートを作成してもらうことで、勝つときのパターンと負けるときのパターンが判り、今の取り組みが、勝つときの態度と一致しているかどうかが確認できるようになります。また、契約時に行う、個人ワークシートにより、競技での成功と自分の人生での成功との関連や、生きる意味や選手であることの意味などを明らかにした上でサポートを開始しています。

※pdfマンダラートのP.2を利用してください

※pptのP.18のスライドを利用してください

現役時だけではなく、その後の人生も見据えたサポート行っています。

監督やコーチなど指導者向けのプログラムも行っております。自分の立ち居振る舞いが選手にどのような印象や影響を与えているのか、360度評価テストなども用意しています。

スポーツドクター、フィジカルトレーナー等の協力体制も整っています