はじめまして。プロコーチジャパンの山家正尚です。経営者やアスリートの方々に伴走する、プロのコーチとして仕事をしています。
コーチングを学んでいた頃、私は家のカーペットをフローリングに替え、カーテンをブラインドに替え、庭の芝まで張り替えました。
なぜ、コーチングを学んで家を変えるのか。そこには、自分をどう捉えるかという、大きな変化がありました。
「コーチングを勉強している会社員」から、「プロのコーチが、今は会社員として働いている」へ。
自分の捉え方を変えたら、暮らす場所も、プロのコーチとしての自分にふさわしい環境にしたくなったのです。私にとってコーチングは、人を支える仕事になると同時に、自分自身の生き方に関わるものになっていました。
始まりは、子どもたちの成長を見る喜びでした
当時の私は商社の営業職で、週末には子どもたちのアイスホッケーチームの監督をしていました。
子どもたちが成長していく姿を見るのが、とても楽しかった。もっと深く学びたいと思っていたときに、ビジネスコーチングに出会いました。自分の仕事はこれだと感じるほど、心を動かされた出会いでした。
そこから学びを重ね、2004年に「プロコーチ・ジャパン」として事業を始め、2006年7月7日に法人化しました。今年迎えた20周年は、この法人化からの節目です。
子どもたちの成長に惹かれたこと。コーチングと出会い、自分自身の捉え方まで変わったこと。その二つが、私の仕事の出発点にあります。
人が自分の可能性に気づき、それを生きていくことに関わりたい。その思いを、経営者やアスリートの方々との仕事につなげてきました。
20年続いてきたのは、人と向き合う仕事です
この間、女子アイスホッケー日本代表のメンタルコーチとして、ソチ・平昌オリンピックに帯同する機会もありました。経営の現場では、支援してきた企業が上場を迎える場にも関わってきました。
そうした節目の一方にあるのが、一人ひとりとの長い関係です。10年、そして20年以上にわたって、コーチングを続けてくださっている方々がいます。
私が大切にしてきた姿勢は、どんなことがあっても、その人を応援し続けることです。
長く関わる相手でも、毎回、同じ話をするわけではありません。いま何に向き合っているのか。本人の見ている世界の中に、まだ目が向いていないところはないか。話しながら、その日に扱うテーマを一緒に探すこともあります。
経営者であっても、アスリートであっても、本人が何をしたいのかという意志を大事にしています。自分らしく活躍する、という点では、職種による違いをあまり感じません。
そして、この仕事を続ける私自身も学んできました。大学院で人間学を学び、禅やヨーガにも取り組んできたのは、人としてどう生きるかを探究したかったからです。
20年という時間は、私が誰かに教え続けてきた時間、とだけ言えるものではありません。自分も学びながら、人と向き合ってきた時間です。長くその機会をいただいていることに、感謝しています。
結果の手前にあるものを、もっと話したい
人が力を発揮することを考えるとき、私が目を向けているのは、その人がどんな意志を持ち、どんな言葉を使い、周囲とどう関わっているかということです。
会社にも、同じ問いを向けることができると思います。
売上や利益が生まれる前に、誰かの「こんな会社にしたい」という思いがある。その思いが言葉や行動になり、人に伝わり、仕事が生まれていく。
ところが、会社として動き始めると、目の前の数字や結果に注意が集まり、その手前にあるものを見つめる時間が少なくなってしまうことがあります。
経営者の言葉は、社員にどう届いているでしょうか。挑戦してみようと思える関係があるでしょうか。大切にしているつもりの理念は、日々の判断に表れているでしょうか。
信頼、関係性、文化、意識、意志。そして、愛。私はこうしたものを「目に見えない経営資産」と呼びたいと考えています。9月5日のFacebookにも、その思いを書きました。

自分をどう捉えるかを変え、身の回りの環境を整え直した私自身の経験。一人の人を長く応援し、その意志と向き合う仕事。そこから経営を見つめると、数字とともに大切にしたいものが見えてきます。
このことを、これからも皆さんとの対話の中で探究していきたいと思っています。
これまで出会った方とも、これから出会う方とも
2026年10月31日には、そんな思いを込めて「RESONANCE SUMMIT 2026 ~経営の新しい羅針盤~」を開催しました。
言葉、場や文化、愛など、それぞれの角度から人や組織に関わる方々の実践や対話を通じて、目に見えないものが日々の経営にどう関わるかを考えたい、という思いを込めて企画しました。
長くお付き合いくださっている方にも、この記事で初めて私を知ってくださった方にも、ご自身の仕事や人生を見つめ直すときの対話相手として、私の仕事を知っていただければうれしいです。
子どもたちの成長を見ることから始まった私の仕事は、いまも、人が自分らしく力を発揮することに向き合っています。その探究を、これからも人との出会いや対話の中で続けていきたいと思っています。
これからも、対話の中で考えたことを書いていきます。私自身の経験や、現場で大切にしていることを通して、山家正尚という人間と、その仕事を知っていただければ幸いです。
まずは、はじめまして。そして、これまで関わってくださった皆さん、あらためてありがとうございます。これからも、一人ひとりとの出会いと対話を大切にしていきます。
私の活動や、サミットに込めた思いについては、こちらもご覧ください。
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コーチとしての歩みを話したインタビュー
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私の歩みを読んで、ご自身の仕事や人生を重ねてくださった方へ。初回オリエンテーションで、いま気になっていることや、これから大切にしたいことをお聞かせください。コーチとの対話がご自身に合うか、プログラムの一部を体験しながら確かめていただけます。
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