1. 全てはエネルギーでできている

このプログラムを受講する上で、最初に採り入れてほしい考え方があります。

それは、全てはエネルギーでできており、そのエネルギーを理解し、コントロールすることで、物の見方、捉え方が変わり、自己実現がしやすくなるという原理原則です。

宇宙や自然界は物質とエネルギーの組み合わせで構成され、動いています。

物質が構成要素であり、その構成要素を動かすのがエネルギーです。

物質は具体的ですが、エネルギーは抽象的で、エネルギーそのものを人間の五感として認識することはできません。目に見える物質と同様に、目に見えない意図や意識や意思なども、全てがエネルギーでできているということを前提として受け入れてほしいと思います。

「意識はエネルギー」という点で、目に見えないものをどう扱っていくのか、なかなか掴みきれないものではありますが、概念として全てはエネルギーでできているという点を理解していただきたいと思います。

もちろん、私たちには意思もあれば意識もあり、意図というものも持っていますが、それ自体も実はエネルギーを有しています。自分の発する意思というものが、エネルギーとして発信され、それが物質界や現象界に影響を与えているという概念を、最初に採り入れていただきたいと思います。

人間の意図や意識、意思は波動としての性質があり、この世界にあるものは全て振動するエネルギーでできています。意図や意識、意思もこの波動の1形態として考えられます。

  • 意図: 目的を持つ

  • 意識: 認識を維持する

  • 意思: 決意、精神的な力

これらは波動から形になる創造プロセスに強く影響を与えます。影響を与えるということは、意図や意識、意思がエネルギーとして作用していることを示唆しています。

最近は量子力学に関する書籍がたくさん出版されており、エネルギーの理解がどんどん進んでいます。このプログラムを機に、発信したものがもたらされる宇宙の原理原則をぜひ学んでください。

この目に見えないエネルギーは、自分たちが意図する、あるいは意識することによって現象界につながっていくのです。それを作り出していくという点を理解いただければと思います。それ自身が宇宙の原理原則であるという捉え方をすると良いでしょう。

2. 私たちはどこから来たのか?

この世には、目には見えないものが何らかの刺激によって無から有を生み出す原理原則が存在しています。例えば、雷の電気刺激がキノコの発生を促進させることや、過冷却水が衝撃によって氷になること、大気や気圧が温度差によって雨や雪を作り出すこともその一例です。

私たちも元々は宇宙空間の中で目には見えないものとして存在しており、ある星の並びになった時に個人個人に影響を与える何らかの刺激が生まれ、私たちの意を形成したと考えられます。

宇宙空間は目に見えない物質で溢れており、それがエネルギーであると考えられますが、そのエネルギーに対して何らかの刺激が起こることによって、私たちが形成されていると考えられています。

例えば西洋占星術などでは、生年月日、生まれた日を特定することで、その生まれた日あるいは日時によって星の並びがどうなっているのかを統計的に解析し、占いなどが作られています。この星の並び、ある並びになった瞬間に、その並びのエネルギーの影響を受けた私たちが宇宙空間を漂っているかどうかは不明ですが、それが意を形成したと考えられます。

意を形成したのか、あるいは昔あったものが思い出されたのかは不明ですが、私たちが誕生日を迎える瞬間にその意が形成されるのではないかと考えています。また、お腹の中に入った時、あるいは入る前からそれが起こっているのかもしれません。

私たちは心のときめきに気づき、「心の音」である「意」を味わいたくてこの地球に降りてきていると考えられます。「意」を味わうためには五感を使う必要があります。そのために重力があり、時間という制限の中で肉体的な感覚が使える地球を選んでいます。すなわち、意味を知りたくて自ら意を持って生まれてきていると言えます。

漢字では、「意を味わう」と書いて「意味」と言い、「意を測る」と書いて「意図」と読みます。意味を味わうためにはやはり五感が必要であり、「意図」は設計図のようなものだと考えられます。それを持って生まれてきていると考えられます。

私たちの意が形成された瞬間に、心臓の鼓動、すなわち「心の音」が聞こえてくるのかもしれません。ある星の配列になった瞬間に心のときめきが聞こえてくる、それは心の音であり「意」である、と。その「意」が生まれた瞬間に「この意を味わいたい」という好奇心に溢れている私たちは、この意を味わいたいと思って地球に降りてきているのではないかと考えられます。「意」を味わうためには五感が必要である、という意味です。

3. 人生で最も大切なことは何か?

2014年に公開されたドキュメンタリー映画「神様との約束」では、産婦人科医である池川明先生が4000人の子供にヒアリング調査を行い、似たような胎内記憶を話していることを発見しました。

引用:ドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」HP  https://norio-ogikubo.info/

その映画の中には「人間は自分の意思で生まれてきている」というフレーズがあります。「人を幸せにしたくて、特に、お母さんを幸せにしたくて、自分で選んで生まれてきている」ということが語られています。真実は分かりませんが、もしそうだとしたら、あなたは誰をどのようにして幸せにするのでしょうか?

池川先生のこのドキュメンタリー映画は非常にインパクトがありました。

子供たちが、お腹にいた時の記憶をよく話してくれるのです。そして、みんなが似たようなことを言う点から、この話が始まりました。

あるお子さんの話によると、地球に降りてくる前は宇宙のようなところにいて、そばには大仏のような存在がおり、周りにはたくさんの赤ちゃんがいたそうです。大仏と話していると、「君はどんなお母さんのところに行きたいの?」と聞かれ、テレビモニターのような大きな映画のスクリーンに様々なお母さんが映し出されます。その中で「自分はこのお母さんがいいな」とときめきを覚え、このお母さんの元に生まれようと自分で判断し、決断して、神様にそれを伝えたそうです。すると神様が「ではこのお母さんだね。この滑り台を通って、そのお母さんのところへ行っていいよ」と言われ、子供は喜び勇んでその滑り台に乗って、お母さんのお腹の中に入るというエピソードが語られています。

これ以前、ある経営者とのセッションでこの話をした時、非常に親を恨んでいる経営者がいました。父親は許せない、母親に対しても思うところがあるという経営者です。彼は、恨みや怒りといった感情をバネに、親を見返そうと一生懸命経営してきた生き方でした。

その経営者に、最初のオリエンテーションセッションで「なぜその親を選んだのですか?」と質問しました。彼は驚き、絶句しました。「私が選んだのですか?」と。私は、「2014年の映画『神様との約束』があり、その映画の話をし、映画の宣伝用ビデオを見てもらいました。」彼は、自分で親を選んだという概念がなく、親によって作られたという受け身のスタンスでした。ところが映画の冒頭を見た時に、自分の意思で選んでいるという内容が出てきたことで、これまでの自分自身の生き方や行動は何だったのかと深く考える瞬間が訪れたのです。

最初は受け入れられませんでしたが、その考え方、「自分の意思で親を選んでいるとしたら、自分はどんな意味があってこの親を選んだのか?」あるいは「自分にどのような課題や目的があって親を選んだのか」と捉えられるようになりました。そうなった時、自分の真の課題に気づくことができたのです。

私自身にも似たようなエピソードがあります。過去生を調べてもらう機会があり、私は今生、愛着に課題を持つ人間なのですが、1歳くらいの時に母親に捨てられた感覚があります。生みの母親が夫婦喧嘩をしている時に捨てられたというのです。私は母に捨てられたという感覚を持って今まで生きてきました。父と母は離婚しましたが、そのタイミングで、ギャンギャン泣いていた私をベッドに放り投げたそうです。ギャンギャン泣いていた私がその瞬間に泣き止みました。泣き止んだだけでなく、そこから半年間は全く泣かず、表情を変えない赤ん坊になったそうです。

父が亡くなる前に話してくれたことですが、「俺はあの瞬間、お前の人生を壊してしまった。変えてしまったんじゃないか」と心配していたそうです。心理学の勉強をしていくと、3歳児以下の強烈な親との決別やショックな出来事があると、愛着の形成が阻害されることが分かります。最も信頼すべき母親に捨てられていると、何を拠り所にして良いのか、何を信頼して良いのか分からない状態で生きてきました。

しかし、過去生を紐解いてもらった際、ある先生(緑さん)から「山谷さん、しょっちゅう不憫な子供を演じていますね」と言われました。不憫な子供を演じることで、自分の中に解決すべき課題を抱えているのだと気づかされたのです。今生で母親に捨てられ、母親に対して悶々とした感情を抱いていましたが、このパターンを毎回繰り返しているのだとすれば、その課題は自分自身のものであると気づくことができました。母親のせいではないと理解できたのです。そこから、自分自身の探求がより深くなったという印象があります。

次に行きましょう。人生で最も大切なことは何か?地球上での人間は万物の霊長であり、地球の進化成長に貢献する役割があります。また、宇宙エネルギーから見た人間の活動は、宇宙のエネルギーをほんの少し攪拌する刺激になっているのです。私たちは宇宙からの刺激によって生まれ、さらなる刺激を作り出すことを行っています。

何のために人間は存在しているのか、とよく言われる話ですが、意味などないのかもしれませんし、単純に遊びに来ているだけかもしれません。しかし、存在していることによって、確かに宇宙エネルギーの攪拌をしています。水は停滞し続けると腐ってしまうと言われますが、腐る前に攪拌することで酸素と混ざり、水は活性化します。人間も生き生きとするわけですが、宇宙エネルギーも私たちの活動によって攪拌され、宇宙エネルギーの活性化の一助になっているのではないかと考えています。そのように考えると、人間の意味も分かるのではないかと思います。

次です。昔の日本の教育制度の中に「修身」という授業が行われていました。今の時代でいうと道徳の授業に該当するものです。昭和の教育者であり哲学者でもあった森信三の授業を書き留めた「修身教授録」という本があります。この本の中で、人が生きる上で最も大切にしなければならないことは「立志」であると語られています。つまり、志を持って生きることです。

言い方を変えると、自分の人生の目的を持ち、自分に期待をし、意思を持って一心不乱に突き進むということです。志を抱くとは、持って生まれた魂の役割、つまり「心の音」である「意」に気づき、それに向かって絶対積極の態度で突き進むことです。それがこの世に生まれてきた意味であり、最も自分らしく生きるということなのです。

志を持っている場合と持っていない場合の違いは何でしょうか?志とは「やる」と決めている意思であり、「できる」か「できない」かという相対積極のステージではなく、確固たる自分自身の態度を絶対積極として明らかにした状態です。志を持つことで、我々の意識が作り出すバイオフォトンがエネルギーとなって発信され、そのエネルギーが蓄積されることにより現象界が作られていきます。目には見えるのに掴めないホログラムが密度と解像度を高め、実体を作り出していくイメージのようなものです。

このホログラムは、光を2箇所から当てることによって立体像のようなものを作り出すことができます。イメージとしては、このホログラムが2箇所だけでなく、たくさんの粒子のようなものを照射されて、それが実体化していく、つまり密度と解像度が高くなって実体化していくようなものだと考えられます。

昔、ピンホールカメラというものがありました。箱の中に針の穴で穴を開け、その1点からしか光が入らない状態にし、箱の中に印画紙を入れておきます。一定時間、ピンホールから入ってくる光を照射すると、印画紙に写真として画像が映る状態になります。ピンホールの穴は非常に小さいのですが、その穴からなぜ全体像が絵として現れるのか。実は、この絵自体も微細な粒の集合体であって、その粒の集合体が1つの絵として表現されていると考えられます。ホログラムやピンホールカメラの原理を考えると、微細なものがエネルギー、いわば設計図のようなものを含んでいて、微細なエネルギーと設計図が組み合わさって実体を作り出すということが理解できるのではないかと思います。

全てはエネルギーであるという「意」の影響がありますが、自分の「意」が理解できているとどうなるでしょうか。全ての始まりは自分の心のときめきであると知り、それにふさわしい生き方ができるようになります。全ての出来事を主体的に捉えられるようになります。起こった出来事の意味や、そこから伝わるメッセージを把握できるようになります。自分らしさを追求する生き方ができるようになります。

もしその影響が分からないとどうなるでしょうか。自分の意思ではなく他者の意思に翻弄されます。起こる出来事を受け身で捉え、被害者的になります。出来事に対して対処するだけになり、成長が起こりません。自分らしさを知らないまま人生を終えることになります。

ここに音叉の絵が描かれていますが、この絵自体は、同じ周波数の音叉を並べて片方だけ叩くと、もう片方も音が伝わるという現象が起こります。これは共鳴という表現になりますが、周波数が同じだと共鳴が起こるのです。ところが、違う周波数の音叉を置いておくと音が伝わりません。これは目には見えませんが、音が振動、つまり周波数、エネルギーとなって物質に影響を与えている例だと考えられます。テキストの説明はここまでです。

意識が物理的エネルギーに影響を与えるチェックリスト

  1. 人間が薬が効くと信じるだけで、実際に痛みの軽減や症状の改善が起こる現象を知っている。

    • これはプラシーボ効果として知られています。

  2. 観測行為が波を粒子に変えてしまう量子力学の二重スリットの実験を知っている。

    • 観察すると、波のように振る舞っていたものが粒子としての働きを持つようになるという実験です。これは20世紀最大の発見の一つと言われています。YouTubeなどで多く紹介されているので、ぜひご覧ください。

  3. 瞑想すると脳波や心拍数、血圧が変化し、エネルギー消費や代謝率にも影響が及ぶことを知っている。

    • 瞑想すると脳波がシータ波に近づき、その状態が心拍数を下げ、血圧が下がり安定した状態が作られます。瞑想は肉体に非常に大きな影響を与え、生理反応が起こることが知られています。

  4. 意識的な集中が神経系に影響を与え、筋力や反応速度が向上する現象を知っている。

    • 筋トレなどしている時にその筋肉を意識することで、筋肉の状況が変わります。反応速度や血流が向上するといった現象があります。

  5. 人間が意図的に植物に良い意識を向けると、成長が促進されることを知っている。

    • 『水からの伝言』という書籍にも書かれていますが、人間が良い言葉をかけたり、良い感情を向けたりすると、植物がより良く育つといった現象が起こります。

  6. 人の感情の状態や意識が心臓の電磁波に影響を与え、身体の外部にも影響を与えることを知っている。

    • これはハートマス研究所で実験されていることですが、ドキッとした感覚が心臓の電磁波を非常に大きく発生させ、それが外部にも影響を与えるという実験がいくつか報告されています。

  7. 集団の意識が同期すると、ランダムイベント生成器の結果に統計的な偏りが起こることを知っている。

    • これは乱数発生装置を使った人間の意識調査のような実験です。集団で感情が盛り上がった瞬間に、乱数発生装置のデータが通常とは異なる動きになるという実験があります。

  8. 祈りや意識的なヒーリングが、患者の健康状態にポジティブな影響を与えることを知っている。

    • 祈ったり、自分が大切に思う人たちに愛情を向けたりすると、脳内の血流、特に相手側の脳の血流が変化するといった現象があります。FMR Iという装置を使った実験で、かなり明らかにされています。

  9. 人間の意識が乱数発生器や物理的な装置の動作に影響を与えることを知っている。

    • これは7番で説明したものと同じです。

  10. 親ラットに危機的な刺激を与えると、遠くにいる子ラットが逃避行動を採る現象を知っている。

    • これは不思議なことに、親ラットが危険を察知した瞬間、そばにいなくても子ラットが逃避行動を採るという実験が報告されています。例えば、アメリカに親ラットを置き、子ラットをロシアやフランスなどに隔離していても、親ラットの刺激によって子ラットが同時に逃避行動を採るといった実験が行われています。

これらが意識が物理的エネルギーに影響を与える事例です。約10数年前にはNHKスペシャルでこのテーマが取り上げられました。『超常現象』という書籍など、関連する文献もぜひ読んでみてください。

最後に

  1. あなたの意識が物理的エネルギーに与えた事例をご記入ください。

    • 意識を向けた瞬間に何か不思議な現象が起こった、念じたことが現実になった、意味のある偶然が突然起こったなど、あなたの体験を記入してください。

  2. あなたが両親を選んだ理由は何でしょうか?

    • これは難しい問いですが、もしあなたが両親を選んだとしたら、どのような意図や目的があったのか、一度棚卸ししてみてください。

  3. あなたがあなたに期待していることは何でしょうか?

    • 自分が自分に期待していることによって、意識が向けられ、意思を持つことができます。そしてイメージと感情が結びつくと、それを引き寄せることができます。より良く期待して生きていくことは非常に大切です。自分が何に期待しているのか、どうなることを期待しているのか、ぜひ棚卸しをしてみてください。

このステップは終了です。