こんにちは、山家です。
今回は「“プチパニック”への向き合い方」というテーマでブログを更新致します。

今回私が“プチパニック”と呼ぶのは
アスリートの方が競技中に陥るパニック傾向を指していますが、
アスリートではない方には「競技」を「重要なプレゼンテーション」等に置き換えて
お読み頂けたらと思います。

突然ですが、あなたには「過度に嫌いな/苦手な/恐いもの」がありますか?
私はクモが大嫌いで、恐ろしくて、クモの写真を見る事すら避けていました。

実はこうした嫌いなもの、苦手なもの、恐いものを克服する事が、
“プチパニック”の軽減にも繋がると分かってきたのです。

プロスポーツ選手が競技中に陥るプチパニックにはある共通点がありました。
これはメンタルトレーニングの中で判明した事ですが、
プチパニックが発生する時、選手は「不安の元から無意識に目を逸らしている」と考えられました。
この事から「苦手な事への向き合い方」について掘り下げていき、
個人個人が抱えている「苦手なもの(または嫌い・恐いもの)」に
正面から向き合うトレーニングを取り入れました。

実際のトレーニングではワークシートを用いて次のように進めました。
①まず苦手なものをリストアップしていきます。
クモ、ゴキブリ、毛虫、注射、高い所…等様々な事象が挙がります。
②リストアップした中で順位の低いものから向き合います。
ここで気を付けなければいけないのは、ワークの実施によりさらに恐怖心を強めてしまう事です。
そうならないよう順位の低いものから取り組み1つずつクリアする事を繰り返します。
例として嫌いな順位を1:クモ、2:注射、3:毛虫 とし、3番目の毛虫からスタートとします。
③では、なぜ毛虫が嫌いなのか。インタビューをしながら理由を探り、
更にその理由に対して「それは過度な反応である」という事を対話の中で伝えて腹落ちさせていきます。
④毛虫の写真をスマホ等に表示させ、遠い距離から見つめてもらいます。
⑤腹式呼吸を行いしっかりと落ち着いた状態で、冷静に、一歩ずつ写真に近づいていきます。
⑥スマホを手に取り写真をじっくり観察する事が出来たら最初のゴールとします。
⑦さらに進めるケースでは、毛虫の標本に触る事もあります。

こうした段階をふむとほとんどの方が苦手な対象を克服していきます。
すると「苦手を克服した」という経験が本人の意識に根付き、
試合や本番でのプチパニックが起きた際にも「目を逸らさずに向き合える」事に繋がります。

実際にプロスポーツ選手の方からその効果を感じたと言われていますので
さらに効果的なワークに進化させながら今後も取り入れていこうと思っています。

皆さんも心当たりがありましたら、一度しっかりと正面から向き合ってみてはいかがでしょうか?

久しぶりの投稿となりました。最後までお読み頂きありがとうございました。