こんにちは。山家です。

先日ある高校にて講演をする機会を頂きました。
その高校ではスポーツ分野において非常に優秀な成績を修めています。

今回の講演では“本番で100%チカラを発揮するには”というテーマの中で、
優勝をして頂点を極めた後
“頂点を極め続ける為には何が必要か”について講演してきました。

チーム(あるいは個人)が優勝した時には必ず2位の存在があります。
2位になった対戦相手は、次の試合に向けて「次こそは優勝を!」と
優勝を目標にレベルアップしてくるでしょう。

それでは優勝した自分たちは何を目標にしたらいいのか?
ここに、今回の講演テーマの答えがあります。

仮に自分たちの設定する目標が優勝だった場合、
対戦相手も同じように優勝を目指していますので
目標の大きさが同じように思えます。
しかし同じ優勝を目標に設定した時、
下の図の赤色を優勝者、青色を対戦相手だとすると
円の大きさでは青色(対戦相手)の方が大きくなるのです。

円の大きさは相手の目標の大きさ、挑戦モードの強さであり
この大きさの差を無意識に感じてしまうと不安を作り出してしまいます。
そこで、対戦相手以上に大きな目標を持つため
最低でも円の大きさを同じにする必要があります。
“優勝+α”の目標設定が必要となるのです。

次に円の濃度を比べてみます。
ここでの濃度とは本番までの“準備の密度”とイメージしてください。

同じ円の大きさでも対戦相手より濃度が高いとどうなるでしょう。
準備の密度が濃い=円の濃度が高い=質量が多い となり
下図イメージのように相手より強くなります。

それではどうしたら濃度を高く=準備の密度を濃く出来るのか。

ここでメンタルトレーニングの必要性が挙がります。
フィジカル面はもちろんですが、メンタル面の強化が準備の密度に繋がるのです。

今回の講演ではメンタル面の強化を「イメージ武装」という言葉でお伝えしてきました。
これは理想状態のイメージと危機状態への対応をイメージする事で、
優勝者としてのプレッシャーや不安がなくなり
“大きな目標をもった挑戦モード”になると考えたものです。
先日のブログでもお伝えしたスマイルジャパンの強さの中でも
この効果が立証出来たと思います。

このように優勝者ならではの目標設定、準備の濃度をイメージ図と共にお伝えしました。

次回の後編では
チーム内でイメージ武装を行う際のヒントや
優勝後の心理状態、トップをとると不安が生じる理由について
お伝えする予定です。

今回も最後までお読みくださりありがとうございました。